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zoom RSS 灰皿を ぶつけてやろうか 演出家

<<   作成日時 : 2017/06/19 12:12   >>

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(2017年6月18日日曜)
 私は割と演劇を観に行っている方だと思うが、自分が役者になりたいと思ったことはないし、演劇に関わりたいと思ったこともない。しかし世の中、役者になりたいとか演劇をやりたいと思っている人はたくさんいる。演劇を観に行くと、ズッシリと重い公演告知のチラシを貰う。なかにはまったく知らない役者ばかり出ているものや、どんな内容の芝居なのかさっぱりわからないのも多い。公演をすれば、そこそこ商売になって食っていかれる劇団もあれば、アルバイトしながら生活していて、公演をやるとなるとアルバイトを休んで稽古をして、チケットを売って、公演して、それでも赤字なんていう生活をしている人も多そう。それでもどんなに小さくても舞台に立つというのは快感なのだろう。そうでなければ続けられるわけがない。
 まあ、そういったことじゃなくても私は役者をやる才能はなさそうだし、人前で演技をする気にはまったくなれない。
 昨日、かもめんたるのコントを観た。小学校の息子が学芸会で主役の桃太郎をやることになり、父親が息子に演技指導をするというコント。この父親、いかにも、どこかにいそうな演出家みたいな演技指導をやらかす。桃太郎が鬼ヶ島を見つけた時の芝居にダメだしを言い続ける。「あっ、あれが鬼ヶ島だ」という台詞の言い方にケチを付け、最後は「学芸会じゃないんだぞ!」と怒鳴る。学芸会なのに。これ、あちこちで演出家が言ってそうな言葉だな〜。私が芝居をやりたいと思わない理由の一つが、こういう威張った演出家と関わりたくないということもある。
 このコントを観ていて思い出したのは、私が全寮制の小学校いたころの学芸会の思い出。ひとり、この学芸会に命を懸けているんじゃないかと思える先生がいて、毎年演目を決めて、生徒に役を振り、自分で舞台の大道具の背景画まで描いた。もちろん自分は演出をする。
 毎日授業が終わると、芝居に出る生徒は講堂に集められた。私が6年生のときの演目は『ああ無情』。いつも第一幕の頭から稽古が始まる。第一幕は食堂の場面。多くの客が食事をしていて賑やかという設定。ここで芝居が始まるのだが、先生は細かいところまでが気に入らない。食道の主人はいくつか台詞もあるが、とにかくこの幕ではずーっと料理を作り続けている。稽古が始まってしばらくすると先生の怒号が飛んだ。「いつまで包丁で何か切っているんだ! 料理は材料を切るだけか!? フライパンで炒めるとか、いろいろあるだろ!・・・はい、もう一度頭から!」。またしばらくすると先生の怒号が飛ぶ。「いつまでフライパンで炒めているんだ! ほかにやることはないのか! 料理を皿によそったり、煮物の味付けをみたり、いろいろあるだろ!」。食堂の主人役の生徒は泣き出してしまう。「泣くんじゃない! もう一度頭から!」。小道具としての包丁もフライバンも鍋も皿も、なんにもない。ただ見えない道具を使って、料理を作っている真似だけ。今から思うとまるで茶番だった。
 あのころの先生って、みんな生徒の前でも煙草吸ってて、まさに灰皿が飛んできそうな感じだったな〜。
 あのときの経験も私のトラウマになっていて、役者にはなりたくないという思いがあるのと、演出家は大嫌いだ。

 昼から雨。
 [吉野家]の店頭に貼ってある、黒カレーのポスターがおいしそうだな〜と以前から思っていて、今日は黒カレー。
 けっこう辛い。しかしこれ、具が何も入ってないのね。旨みは全部溶けているんだろうけど、なんたか寂しい。350円じゃ文句も言えないけど。

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 [内幸町ホール]で『落語・講談・浪曲リレー 任侠流れの豚次伝2』

『ハイパーマン』 三遊亭あおもり
オープニングトーク
『第4話 雨のベルサイユ』 神田鯉栄
『第5話 天王寺代官切り』 三遊亭白鳥
〜仲入り〜
『第6話 男旅牛太郎』 玉川太福 曲師・玉川みね子


以下、よかったらクリックして読んでください。

客席放浪記 落語・講談・浪曲リレー 任侠流れの豚次伝2

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
息子が小学生の頃、「学習発表会」のお芝居といえば……とにかく全員が何か台詞を言うために、一つの役を複数で(同時に喋る)、とか大変そうでした。「うちの子に台詞がない!」とかクレームが来るのかしら、などと思いました(単に想像)。道具作りとか、音楽とか、やろうと思えばいろいろあるのにね。
卒業式も大がかりな学芸会のように思っちゃったヒネクレ親だし、皆と同じじゃなくていいじゃんと思って、公立からドロップアウト。今は昔、というか大昔の思い出です。
きびだんご
2017/06/20 10:22
 私たちが受けたの頃の教育って、戦中派の教師でしたから、いろいろ戦争中の教育の影を引きずっていたようなところがあったと思います。今の教育は、モンスターペアレンツの登場もあり、いろいろ削かしいのでしょうが、これまたおかしなことになっていますね。私の場合、小学校低学年でオチコボレみたいになってしまい、先生も匙を投げるは、こっちもこんな学校は嫌だというので全寮制の小学校に三年生から行ったのですが、そこもまた今からは考えられないことがまかり通っていた場所。でもそうやって子供って現実を知り、鍛えられて、生き抜いていく術を学ぶものなんでしょう
Cage
2017/06/20 11:17
黒カレーは 納豆いれるといけます。
演出家で、これは?という方も多いです。彼の劇(その場では)だから仕方ないんでしょうけど。
Utam
2017/06/20 14:10
 黒カレーに納豆ですか。なるほど、おいしいかも。やはり具が欲しいですよね〜
Cage
2017/06/21 12:30

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